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断崖の図書館

サガン鳥栖,読んだ本,秋田禎信,ラジオを中心に

2024.04.26.Fri.21:05
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2007.11.23.Fri.00:47
今日は久々の平日丸々休みだったので,出かけてきました.
これまた久々の裁判所,つまり傍聴です.
最初,いくつか回ろうと考えたんですが,結局,1つの奴をガッツリ2時間ちょい聴きました.

簡単に言えば,「事故死の責任の所在は誰にあるのか」だったんですが,展開にグイグイ引き込まれました.
傍聴者としては,事故そのもの,調書,今回以前の裁判などは知らない状態なわけで,最初の十数分は状況把握.
そして,事故の展望が明らかになるにつれ,当事者の関係性や事故の原因,背景なんかが見えてきます.
普段,TVとかで見るニュースは,遠い世界の出来事のような感じですが,目の前で話されていることは間違いなく現実のもので,すさまじいリアリティと共に僕の中に入ってくるわけです.
正直,僕,凄い顔してたと思います.
目つきが鋭くなっていたのを自分でも感じました.

原告代理人としては,被害者以外の当事者の責任を立証しようとします.
一見無関係のような質問が,実は外堀を埋めるためのキーだと分かる,これには身震いしました.
そういう攻め方があるのかと.
逆に弁護側も被害者の生活背景と事故の因果関係を立証しようとします.
ここの攻め方も巧みで,プロだと思わされたところでした.

最後は,関係者のみで結論を出すということになりましたが,それでも僕はかなりの満足を得られました.
ニュースで報道される事件・事故は決して,非日常的なものではなく,ひとつひとつが現実に起きているリアルな出来事であること.
そして裁判も日常から切り離されたものではないこと.
被害者,当事者は見知らぬ誰かではないこと.
弁護士,裁判官も遠い存在ではなく,あくまでプロとしての仕事をまっとうしている普通の人であることを感じました.
プロの仕事を生で見る機会ってあんまりないですからねぇ~
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