2006.07.21.Fri.16:43
この作品、高3の時の現社の先生にオチをネタバレされてしまった。
「実はオリエント急行って作品の犯人は○○○」
ってミステリの犯人をバラすとか、最大の罪だろ!
どんな流れでそれを言うことになったかはもう覚えていない。
先生にしてみれば、悪気はなかったのだろうけども。
読書家の人だったから、「それぐらいは読んでるだろう」って考えだったのか、
それとも、「そんな本、君たちは読まないからいいか」だったのか。
とまれ、この作品の犯人は、数年経とうが忘れられない程のインパクトである。
(僕が感じたインパクトは「犯人」そのものよりも「何ネタバレしてんだよ!」だったけれど)
犯人は分かっているので読むのをずっと躊躇っていたけど、遂に読むに至った。
どのような過程を経て、その結末に至るのかを楽しもうと思ったからだ。
結果、答えは分かっていても良質のミステリは楽しめるということが分かった。
(それはこの作品独特のものかもしれないが)
それでも、ミステリの犯人バラしは友好な人間関係を築くにはしない方がいいだろう。
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